第二回 管コレのお話
今更のお話
エレクトリックトラップは強い。強いのだが、いまいちその強さが理解されていないようにに思えるので、この際一切合切書きなぐってトラップの強さを再確認しつつアピールして信者を大量獲得使用者を増やせたらいいなあと思うのであった。
トラップの使い方、その前に
前置きが長いと書いてる間にグダるので、さっさと本題に入ろう。
しかし、その前に語っておかなければならないことがある。
削らなければならないデッキの枚数だ。
初期手札の3枚を引いても22枚あるが、しかしこれを全て削る必要はない。ドローせずに終わるのはコンボがぶん回った時だけ*1だからだ。
メタビート同士だとだいたいドローフェイズ込みで少なくとも7枚は引くだろう*2。
なので、この記事内ではキリの良さも含めて15枚削ればいいということにする。
トラップの使い方
- ドロー等をして手札に持ってくる
- ワークして1AP生成する
- リソースカードのプレイを宣言し、任意のドールに装着する
- おわり
――で終わってしまうとこの記事の存在価値が無くなってしまうので、詳しく書いていこう。
まず、トラップを使う上で重要なことは「このゲームはデッキを15枚削るゲームである」と認識することである。
ドールを1体残しておく必要があるため、5体で15枚削る――1体当たり最低3枚削れば良いのである。*3
デッキ全体が相手のデッキを削る方向に全力投球し、トラップの仕事はそのサポート、ということになる。
決して、スタイリッシュに自殺をキメて快感を得るためだけのカードではない。
以下、具体的にトラップの使い方を紹介する。
- 自力でデッキを削れないドールに着ける
ユリアやベティーのような、超能力でサポートするだけで殴ることなどほぼ皆無なドールでも、トラップを着けておけばとりあえず2枚削ってくれる。
足りない1枚は彼女らの超能力の恩恵に預かっていた他のドールが削ってくれるだろう。
- 仕事の終わったドールに着ける
例えばパワー3のドール*4は、一度殴ってフォローされれば「1体当たり3枚」の観点からすればお仕事終了である。
そうしたノルマを達成したドールは、酷い言い方になるがいつ倒されても構わないため、トラップ着けておけばアドになるのだ。
- 自爆する
最終盤、お互いにデッキが残り4,5枚になってくると「トラップを着けて殴ってくれるのを待つ」のは下策になってくる。そのまま全部まとめて殴り倒されかねないからだ。
そうなると、どうしても自爆は選択肢に入ってくる。
相手のデッキが4枚以下なら、トラップを2枚着けて死ねばいいのだ。
愛着のあるドールを自爆させるのは心が痛むが、そこはコラテラルダメージと割り切って泣いて馬謖を斬るような思いで特攻を命じよう。
王道を行くスカイセイバーやエイミー+オクトンなど、自爆手段はいろいろあるので好みで使い分けよう。
トラップの弱点、欠点
大抵のカードには弱点があり、それはエレクトリックトラップも例外ではないというお話。
- 速度負けする相手には不利
梅子アンナのような最速ぶっぱデッキにはどうあがいても絶望しか残されていない。
1体につき3枚のペースが守れないような速度でドールが破壊されると、そもそものコンセプトが崩壊するのだ。
なのでマリーやエリー、ダルマンなどで回り始める前にアンナを潰そう。
- リソース破壊には無力
母体ドールが破壊されるまではユニバーサルコストを供給するだけのカードである。
故に、母体ドールが破壊される前にトラップ自身が壊されると想像を絶する悲しみがプレイヤーを襲う。
特に戦闘用カレンは天敵である。
まとめ
- ライブラリアウトを狙うなら即採用レベルのカード
- 雑に着けておくだけでも案外仕事をする
- リソース破壊と超速攻コンボだけは勘弁
こうしてエレクトリックトラップの優秀さが世に広まるのだった。
おわり
*1:つまりわりと良くあることなのだが、今回は気にしない方向でいく
*2:20170114 真空管ドールコレクション -管コレ- 対戦動画 by らいか ゲーム/動画 - ニコニコ動画参照
*3:無論、より早く削り切れるに越したことはない
*4:特注カレンとか特注カレン、あるいはジュリアーナ